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130年の歩み

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9.珠算能力検定試験開始 (昭和13年10月)

 商工会議所の珠算能力検定試験は、数ある珠算検定制度のなかでも最も歴史が古く、権威あるものとして社会的に高い評価を受けているが、長崎商工会議所が初めて珠算の検定試験を行なったのは昭和13年である。

 長崎商工会議所は、商業従業者、商業学校生徒の珠算能力の進歩向上に資するため、昭和11年から毎年1回、長崎市立商業学校、長崎女子商業学校と共催で、長崎県珠算競技大会を開いていたが、13年から競技大会にあわせて検定試験を実施することになった。

 その年の競技大会は、10月23日に長崎市立商業学校で開かれた大会にひきつづき、初めての検定試験が実施された。受験者は120人で、審査の結果70人が最初の合格証書を手にした。

 以後、毎年1回、競技大会とあわせて実施されたが、昭和19年から日本商工会議所最初の検定制度にとりあげられ、それまで各地の会議所が独自で随意に実施してきた検定試験を統一して、全国同時に同一問題で実施することになった。

 以来、日本商工会議所と共催で実施、戦後、珠算熱が高まったこともあって、受験者は急速に増加の一途をたどり、昭和50年代には6,000人を超える盛況を呈していた。


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