トップページ > 130年の歩み > (3) > 60.中央地区再整備に関する提言 (昭和63年5月)

130年の歩み

130年の歩み

60.中央地区再整備に関する提言 (昭和63年5月)

 長崎中央地区再整備について本所都市問題特別委員会(委員長・松田彊貮会頭)は、『モザイク状の町構造を継承、その特性を生かしつつ、再整備を急ぐべき』との提言をまとめ、昭和63年5月、本島市長に要望した。提言は中央地区の活性化を図るための再整備の在り方について基本的な思考を示した。

 中央地区は、浜町商店街、磨屋、銅座、思案橋、江戸町、桜町などが対象。長崎港臨港都や長崎駅周辺地区の再整備についての提言に続くもの。中央地区の特性、問題点、再整備の基本方針などについて、市の中核を形成する地区だが、活力は衰退気味で、機能的、活力的な都市活動を支えるには貧弱な構造と指摘。多様な特性を持つ小さな区域から成った密度の濃いモザイク状構造が、他都市に見られない特性で、長崎の魅力ともなっている。しかし電車、バス、路線が都市交通のネットワークを構成、多数の観光資源が山手を中心に帯状に連なっているが、それぞれがバラバラの点としてあるだけで、これらを結ぶ道路、標識などの整備による機能が働いていない問題点を挙げ、再整備に際してはモザイク状の特徴を生かし、大規模な都市開発事業はすべきでないとしていた。

 またコンベンション機能面では、臨港部をその受け皿とし、臨港部と中央地区との機能分担を図り、再整備の手法として、原則的に新たな用地買収をせず、私的空間(私有地)と公的空間(道路など)の融合を図るべきだとしていた。

 また、9月には中央地区再整備に関連し、交通問題に関する提言を発表。大型駐車場の設置と公共交通機関のシステム化並びに歩行者空間の整備を前提に車輛乗り入れを制限することが必要であるとの考えを将来的課題として提言した。


前のページへ ページの先頭へ 次のページへ

長崎商工会議所ホームページへ

このコンテンツの見方
『長崎商工会議所 創立130年の歩み』の一部のデータをご覧いただくには、アドビ社が無償配布しているアドビリーダーまたはアドビフラッシュプレイヤーが必要です。アドビリーダーまたはアドビフラッシュプレイヤーは下のアイコンをクリックし、ダウンロードしてご利用ください。

※Adobe、Adobe ロゴ、Adobe Reader、Adobe Flash Player、 は、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。
Adobe ReaderまたはAdobe Flash Playerをダウンロード、インストールすることによって生じるトラブルについては長崎商工会議所及びアドビシステムズ社は責任を負いませんので、あらかじめご承知ください。

get adobe readerget flash player