トップページ > 130年の歩み > (5) > 36.地域産業活性化人材育成事業を受託 (平成16年7月)

130年の歩み

130年の歩み

36.地域産業活性化人材育成事業を受託 (平成16年7月)

若者の就職支援を行なったフレッシュワーク長崎」
若者の就職支援を行なったフレッシュワーク長崎」

 若年者を取り巻く雇用環境が、新規学卒者の内定率の低水準化、若年層の失業率の増加あるいはフリーター数の増加など厳しい状況の中で、国においては平成15年6月に「若者自立・挑戦プラン」を策定し、地域において若者の就職相談から能力開発、職業斡旋までを1カ所で総合的に提供するためのワンストップサービスセンターの整備を促進することとされた。

 本所は、平成16年度に同センターの整備を推進するにあたり、長崎県の要請を受け全国15カ所のモデル地域の1つとして「地域産業活性化人材育成事業」(経済産業省)、「若年者地域連携事業「(厚生労働省)、「若者の自立・挑戦サポート事業(施設整備業務・長崎県)の3事業を受託し、若年層の雇用対策および人材育成を支援した。

高校生による職場見学会
高校生による職場見学会

 特に、産業政策と雇用政策の連携による若年者の自立支援を目的とした「地域産業活性化人材育成事業」では、就職相談から就職定着までの一貫した支援を行なうほか、全県的な産学官によるネットワークを構築し、企業が求める人材をレベルごとに育成・輩出する仕組みを整備して若年者の支援を行なった。

 なお、平成16年度から18年度にかけての本事業内容は下記の通り。

 (1)産業人材育成産学ネットワーク構築事業」 (2)「若年人材定着支援事業」 (3)「フレッシュワーク若手人材育成体制強化事業」 (4)「産業人材育成システム作成事業」 (5)「産業人材育成カリキュラム作成」 (6)「定着支援のためのOJTプログラム作成」 (7)「産業人材育成実証事業」 (8)「人材育成事業利用促進事業」 (9)「若年人材活用支援事業」 (10)「広報事業」などを実施した。

 「地域産活性化人材育成事業(平成16年〜18年度)」の成果は、下記の通り。
  ・産学官ネットワーク活動事業の加入企業数 723社
  ・定着支援事業 ジョブトレーナー(11人)実績
    出前研修      651回 5,330人
    若年社員集合セミナー 98回 2,653人
    経営者向けセミナー  35回 1,571人
  ・人材育成システム作成事業
    スタートアップセミナー 12コース 39回 682人
    カリキュラム開発と実証セミナー
         製造 10コース 11回  133人
         情報 10コース 19回  247人
         観光 9コース  15回  199人
    雇用直結型実証セミナー(分野別)24回 363人
  ・人材活用支援事業(フレシュワーク)
    長崎、佐世保、五島でのカウンセリング(カウンセラー13人)
    個別カウンセリング 来所者数 39,854人
              相談者数 12,034人
    就職決定者数    3,054人

 また、本所はこれらの事業のほか、平成18年度より「若者と中小企業とのネットワーク構築事業(中小企業庁委託)」も実施し、長崎地域における中小企業と若者との相互理解を促進し、中小企業の人材確保についても支援を行なった。


前のページへ ページの先頭へ 次のページへ

長崎商工会議所ホームページへ

このコンテンツの見方
『長崎商工会議所 創立130年の歩み』の一部のデータをご覧いただくには、アドビ社が無償配布しているアドビリーダーまたはアドビフラッシュプレイヤーが必要です。アドビリーダーまたはアドビフラッシュプレイヤーは下のアイコンをクリックし、ダウンロードしてご利用ください。

※Adobe、Adobe ロゴ、Adobe Reader、Adobe Flash Player、 は、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。
Adobe ReaderまたはAdobe Flash Playerをダウンロード、インストールすることによって生じるトラブルについては長崎商工会議所及びアドビシステムズ社は責任を負いませんので、あらかじめご承知ください。

get adobe readerget flash player