トップページ > 130年の歩み > (3) > 7.福州市代表団と経済問題懇談会開催 (昭和55年10月)
昭和55年10月、長崎-福州両市の姉妹都市締結調印のため、来崎中の中国福州市代表団(団長・遊徳馨福州市長)を迎え、本所は経済問題懇談会を開き、両市の経済交流について協議した。姉妹の縁結びを機会に、両市の経済事情や対外貿易について相互理解を深め、今後の経済交流促進を図ろうとの狙い。
懇談会には、福州側から伊光武副市長ら8人、長崎側から松田皜一、川添清次両副会頭はじめ、本島市長、野田卿県経済部長らが出席。両市の経済事情について、福州市対外貿易局の盛鶴群局長、長崎市商工部の畑島慎夫部長が説明を行ない、引き続き対中貿易の現状や方法、相互の経済情報などについて質疑を交わし、今後の交流促進を確認し合った。
この中で福州側は、福建省に経済特区の設置が進んでいる状況を踏まえ、そのメリットを生かしながら姉妹市である長崎との貿易を最優先に考えていることを強調、経済交流に対する積極的姿勢を示した。懇談会を通じて両市の今後の経済交流促進が一歩前進、水産研修生の長崎受け入れ、美術工芸品展示即売会開催などが決まったほか、経済取引窓口についても双方の実務レベルでの協議が始められることになった。
このコンテンツの見方
『長崎商工会議所 創立130年の歩み』の一部のデータをご覧いただくには、アドビ社が無償配布しているアドビリーダーまたはアドビフラッシュプレイヤーが必要です。アドビリーダーまたはアドビフラッシュプレイヤーは下のアイコンをクリックし、ダウンロードしてご利用ください。
※Adobe、Adobe ロゴ、Adobe Reader、Adobe Flash Player、 は、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。
Adobe ReaderまたはAdobe Flash Playerをダウンロード、インストールすることによって生じるトラブルについては長崎商工会議所及びアドビシステムズ社は責任を負いませんので、あらかじめご承知ください。