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130年の歩み

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6.長崎「旅」博覧会開幕 (平成2年8月)

 長崎の活性化を図るための起爆剤として、県・市・本所が主催者となった「90長崎旅博覧会」が、平成2 年8月3日、開幕した。松が枝会場をはじめ、グラバー園会場、孔子廟会場、さらには、市内各ゾーンで、それぞれオープニングセレモニーを行ない、94日間にわたる県内最大のイベントがスタートした。

オープニングのテープカットを行なう中部会頭
オープニングのテープカットを行なう中部会頭

開幕当日、メイン会場の松が枝会場では、午前10時前から島原半島太鼓連盟選抜チームの和太鼓演奏、長崎市役所龍踊愛好会の龍踊り、チビッコ旅人隊のドリル演奏などが実施され、オープニングを盛り上げた後、旅博協会長の高田知事が高らかに開幕を宣言。本所の中部会頭や本島市長など主催者代表や、シャイベルセントポール市長をはじめとする来賓、長崎市出身の歌手・坂上香織さんらがテープカットを行なった。

 松が枝会場のゲート前には、オープン時約1000人の観客が詰めかけ、開場と同時に各パビリオンめがけて駆け出して行き、会場は一瞬にして祭り気分に沸いた。

松ケ枝国際観光埠頭に建設されたスカイタワーは『旅博』のシンボルとなった。
松ケ枝国際観光埠頭に建設された
スカイタワーは『旅博』のシンボルとなった。

 期間中、松が枝会場はじめ各会場には、連日の猛暑にもかかわらず、多くの家族連れや観光客が来場し、総入場者数は当初の目標であった150万人を大きく上回る1,888,997人となった。また、これを契機として長崎市内外の道路交通網の改善が図られたほか、市街地の環境美化、市民の参加意識の高揚、もてなしの心の定着、県内各地域での伝統芸能の継承と発掘などの効果がもたらされ、成功裡に閉幕した。

 本所は平成元年に長崎「旅」博特別委員会(委員長・平井謙介常議員)を設置、募金活動や交通問題への対策、都市美化、前売り入場券の発売など、博覧会の成功に向け、積極的に推進活動を実施した。


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